XLM(ステラ・ルーメン)は、2014年7月31日に元MtGoxのエンジニアで仮想通貨XRP(リップル)の開発者の1人でもあるJed McCaleb氏と元弁護士のJoyce Kim氏によって作られたデジタル暗号通貨です。
XLM(ステラ・ルーメン)は「銀行口座を持つことができない新興国における個人間の送金取引を円滑におこなうことができるようにする」事を目的としてつくられました。
この記事ではこのXLM(ステラ・ルーメン)について今後の将来性や現在の対日本円を例にしての価格などを解説していきます。
XLM(ステラルーメン)とは基本情報
通貨名 | ステラルーメン |
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シンボル・単位 | XLM |
提唱者 | Jed McCaleb |
発行上限 | 50,001,806,812枚 |
発行日 | 2014/9/12 |
公式サイト | https://stellar.org/ |
ホワイトペーパー | https://www.stellar.org/papers/ stellar-consensus-protocol |
XLM(Stellar Lumens)は、ステラ開発財団によって開発・維持されているオープンソースのネットワークです。
あらゆる場所にいるユーザーが安全、確実、便利にデジタル資産を保存、送金、ほぼリアルタイムで取引できるようにするために開発されました。
他のデジタル通貨やネットワークとは異なり、XLM(ステラルーメン)は安全性、高速性、費用対効果を重視して設計されています。そのためユーザーは安全かつ迅速に、高い費用対効果で資金を移動させることができます。
XLM(ステラルーメン)は、従来の銀行口座を持たない個人、企業、その他の組織間でも、安全かつ直接的な取引を促進することができます。
XLM(ステラ・ルーメン)の誕生と歴史

XLM(ステラ・ルーメン)は、2014年7月31日に元MtGoxのエンジニアであるJed McCaleb氏と元弁護士のJoyce Kim氏によって作られたデジタル暗号通貨です。
XLM(ステラ・ルーメン)は、非営利団体のステラ財団が開発・運営をおこなっています。
当初は「Stellar」として設立され、人々が安価、迅速、かつ信頼性の高い送金を行うことで、金融包摂を高め、世界の金融インフラへのアクセスを容易にすることを目的としたネットワークです。
オリジナルのステラコンセンサスプロトコルシステムは、個人、企業、商業ユーザーが中央集権的な権威や機関に依存することなく取引できる、使いやすく、費用対効果の高い、安全なプラットフォームを提供するために設計されました。
さらに、ステラチームは、このプラットフォームの暗号通貨であるルーメンの発行を通じて、オープンソースの分散型金融ネットワークを構築することを目標としています。
インターネットに接続できる環境であれば、誰でもステラネットワークにアクセスすることができ、ユーザーは低い取引手数料で送金を行ったり、多通貨取引やデジタル通貨の原子交換を利用したり、分散型アプリケーションを構築・維持することが可能になります。
ステラチームは、世界の金融インフラをより多くの人々が利用できるようにし、より効率的な金融取引を可能にすることを常に中核的な目標としてきました。
XLMの技術とプラットフォームが発展し続けるにつれ、XLMの可能性とユースケースは増え続け、進化し続けるデジタルの世界において重要なプレーヤーとなっています。
XLM(ステラ・ルーメン)の今後の将来性

XLM(ステラ・ルーメン)はブロックチェーン技術と分散型ネットワークを組み合わせ、低コストでグローバルな決済を可能にし、その将来が大変有望視されています。
XLM(ステラ・ルーメン)はピアツーピアや企業間決済において、その信頼性と安全性から多くの企業で国境をまたぐ国際決済の手段として採用されています。
仮想通貨全体の価格が下落している昨今ですが、XLM(ステラ・ルーメン)の今後の将来性は長期的にみると上昇すると考えられています。
それはIBMなどの巨大企業が国際送金手段としてXLM(ステラ・ルーメン)を採用していること、また新興国での需要が拡大してきていることからです。
需要が拡大していくことでその価値や価格の上昇が期待できるのではないでしょうか。
XLM(ステラ・ルーメン)の時価総額と現在の価格
XLM(ステラ・ルーメン)は、時価総額60億ドル超のデジタル資産です。ステラの主な目的は、デジタル決済と取引のための安全で効率的かつ費用対効果の高いプラットフォームを提供することです。
XLMは現在の暗号通貨ランドスケープにおいて最も有望なデジタル資産の1つであると言えるでしょう。
XLM(ステラ・ルーメン)/日本円チャート
まとめ
XLM(ステラ・ルーメン)は安全性、高速性、費用対効果を重視して設計され「銀行口座を持つことができない新興国における個人間の送金取引を円滑におこなうことができるようにする」事を目的としてつくられました。
現在ではIBM等巨大企業が国際間送金や決済などに利用したり、新興国でも需要が拡大しています。
今後もXLM(ステラ・ルーメン)の価値が評価され続けることでその将来性に大きな期待を持つことができる通貨なのではないでしょうか。
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